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筋トレで知り合った72歳の人が山にはまだ登ったことがないという、じゃ登りましょうということで15日比良の大山口から北比良峠、八雲ケ原、金糞峠、正面谷といってきた。天気は上々で紅葉はもうおしまいですよ、というところ。21号の台風のせいか山の上部は倒木が目立つ。八雲も比良杉がかなり傷んでいる。正面谷は落石があったようで以前よりゴロゴロ谷になっていて、2mもある真っ白な岩がとうせんぼしている。同行者は慣れないごろごろ道に疲れ切ったようだが、「比良とぴあ」の湯からあがるころには12月また行こうと張り切っている。(写真 手前 コヤマノ岳 奥 武奈ヶ岳)
16日は京都山の会で鈴鹿鎌が岳の東にある雲母峰に登ってきた。900mの山だが位置的に「鈴鹿の静かな山」である。事実誰にも行き合わなかった。ここから見る鎌が岳は山頂部が90度切れ墜ち迫力十分で魅力的だ。鎌尾根もすっきりと南に走っている。今度は鎌尾根だ。山頂は雪が舞っていた。伊勢湾も凍えている。紅葉も楚々として艶やかだ。そろそろ師走 山は雪に、町は喧噪に暮れる。
喧噪に暮れる
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